2011年3月31日木曜日

セントジョンオブゴッド教会挙式受付開始しました。

2月22日に発生したクライストチャーチの地震では数多くの歴史的建物が被災し、取り壊しを与儀なくされた建物も少なくありません。クライストチャーチの人気挙式会場のひとつセントジョンオブゴッド教会もマイナーな被災をいたしましたが、昨日、管理人さんより連絡があり、今年6月初旬より挙式などの公の利用が可能になるとの連絡をいただきました。



挙式受付開始したクライストチャーチのセントジョンオブゴッド教会

また、一時取り扱いを中止しておりましたセントセシリアチャペルも再オープンいたしました。
クライストチャーチではそのほか、カシミアヒルズ教会、サインオブザタカヘ、郊外のミルウッドチャペルが取り扱い可能です。

短い期間に遠く離れたNZと日本で発生した自然災害、私たちにとっても今だかつてない困難な状況を経験しています。このような状況下で海外挙式等、将来のことをいろいろ決定するのは、簡単なことではないと思います。
私たちは、できるだけお客様の気持ちに寄り添って、ご相談にのりたいと思います。

このような時期に今回のセントジョンオブゴッド教会とセントセシリアチャペルの再オープンのお知らせは再生のステップと感じています。
クライストチャーチと日本の明るい未来を信じて前に進みたいと思います。

2011年3月23日水曜日

地震のあとで。

クライストチャーチの地震から昨日で1ヶ月がたちました。
先週金曜日にはハグレー公園でナショナルメモリアルサービスの追悼式が行われ、イギリスのウイリアム王子、オーストラリアとニュージーランドの首相も参加しました。
スピーチでは3月11日に発生した東北関東大震災についてもふれ、日本の被災者の皆様にも哀悼の意を表しました。

私自身、この1ヶ月、NZと日本の大きな自然災害に今までに経験したことのない動揺がありました。
衛星放送のNHKのニュースを見るたびにその被害の大きさに心落ち着かない日々です。1日も早く原発事故も終息して欲しいと願うばかりです。

そんな漠然とした不安がある中、昨日は2件の新規お問い合わせがありました。今年11月のテカポとクイーンズタウン挙式です。この状況の中、ニュージーランド挙式をご計画しているお客様がいてくれることに、嬉しさを希望を感じました。そして来ていただけるお客様には今まで以上におもてなしの気持ちをこめてお手配していこう!と決意しました。


CHC地震の翌日のテカポ挙式。この日の感動は忘れられません。


多くの方の善意によって支えられた「奇跡の挙式」でした。

クライストチャーチ市民もこの難局を何とか乗り越えていこうとしています。
私もこのテカポ挙式でワンステップ、いろいろな意味で自信と強さを得られたような気持ちです。

ニュージーランドでの挙式をご計画のカップルのご期待にそえる挙式手配をこれからも継続していきます。
幸い、人気のテカポの善き羊飼いの教会、クイーンズタウンのチャペルバイザレイクは地震の被害は全くございません。ぜひ大自然の中での心癒される挙式を実現してください。

またクライストチャーチでは、カシミアヒルズ教会、サインオブザタカヘが現時点で挙式可能です。
これからもアップデイトしてまいります。

2011年3月2日水曜日

セントジョンオブゴッド教会一時取り扱い中止となりました。

先月22日に発生したクライストチャーチの地震で人気の教会、セントジョンオブゴッドも被災し、一時取り扱い中止となりました。
今回の地震では、町中心部に深刻な被害がもたらされ、街のシンボル大聖堂、プロビンシャルチェンバー(ビクリアンチャンバー)も甚大なダメージを受けました。

昨日、撮影いたしましたセントジョンオブゴッドです。外観は、幸いにメジャーな被害はありせんでした。

教会の周りには立ち入り禁止のテープが張られ、崩れたレンガが落ちていました。

これから被害の調査が行われ、修復にどのくらいの期間がかかるのかを知らせていただくことになっています。
他の挙式会場には被害状況を確認中です。

昨日は地震発生からちょうど1週間、発生時刻の12時51分に2分間黙祷が行われ、被害にあわれた方のご冥福を国中の人たちが祈りました。

私もこの国に住んで20年近くになりますが、今回の体験でNZ人の親切さ、ポジテイブな態度に本当に励まされています。
また、そんな中、地震の翌日にテカポ挙式をされたお客様より帰国後に感謝のメイルや、昨日、今日とクイーンズタウン挙式が大成功の報告を受け、がんばろうという気持ちにさせてくれます。

クライストチャーチにいつかお客様が戻ってきていただく日を目標に、今は、まず目の前のことに集中して1日、1日を大切に過ごしたいと思います。